文化  サン・ブレーズ: パリ20区にある小さな村
サン・ブレーズ :  パリ20区にある小さな村
 
サン・ブレーズはパリ20区にある地区。サン・ブレーズ通りを挟んで11区と隣り合い、田舎の村のような雰囲気が残っています。かつてはこの辺りはシャロンヌと呼ばれるパリ周辺の村でしたが、1860年にパリに併合され20区となりました。有名なペール・ラシェーズ墓地も近くにあるので、パリ散策にオススメのエリアです。新鮮な空気とパリの村を求めて、歩いてみませんか? 

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サン・ブレーズの観光1:サンジェルマン・ドゥ・シャロンヌ教会
 
やってきたのは20区サン・ブレーズ地区(Saint-Blaise)。 有名なペール・ラシェーズ墓地の東側にあり、もうパリの外れです。 そのため、パリとは思えないのどかな雰囲気が今なお残っています。まずはメトロでガンベッタ駅(Gambetta)へ。そこから歩いて南へ向かいます。最初に目につくのが、サンジェルマン・ドゥ・シャロンヌ教会(St-Germain de Charonne)。教会の目の前には石畳のメインストリートであるサン・ブレーズ通りが走っています。まずは教会から散策開始。田舎町にありそうなサンジェルマン・ドゥ・シャロンヌ教会は、たたずまいがとても美しいです。教会の裏にはこじんまりとした墓地があります。墓地にはパリでは珍しい野良猫もいて、猫好きの方にもおすすめですね。
 
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サン・ブレーズの観光2:メインストリート、サン・ブレーズ通り(rud Saint Blaise)

墓地を散策した後は、教会の前にあるメインストリート、サン・ブレーズ通り(rud Saint Blaise)を歩きます。石畳が残る田舎風の通りです。幅の小さい通りで車もなく、人の往来ものんびり。石畳と向こうにそびえる教会の風景は、パリではないみたい。車の通りが少ないので、ハトたちも通りを自由に闊歩してます。  

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サン・ブレーズの観光3:メインストリートから離れて小道へ
 
観光の面白さは迷うことにあります。メインストリートから一本道を逸れると、小さな路地がたくさんあります。この辺りには抜け道(Passage)や袋小路(Impass)が多く、散策好きにはたまらないエリアかもしれません。「ワイン畑袋小路」、「悪魔袋小路」、「神の抜け道」、「火竜公園」、「憎しみ通り」など変わった名前の通りが多いのが特徴です。かつてパリではなく村だったときの名残でしょうか。ワイン畑も多かったようで、それにちなんだ名前の通りが多いみたいですね。迷う楽しさを感じさせてくれる散策にオススメのエリア。またこの地区は移民が多いのも特徴です。20区の人々の生活が垣間見える庶民的な地区でもあります。 

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東京出身。慶應義塾大学文学部卒。 大学時代に写真撮影を始める。2007年、パリに一年間滞在して写真を制作。 以後毎年パリへ出かけ、変化し続けるパリと変化しないパリを撮り続けている。 他にパリを舞台にした小説を書いている。

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