東京出身。慶應義塾大学文学部卒。 大学時代に写真撮影を始める。2007年、パリに一年間滞在して写真を制作。 以後毎年パリへ出かけ、変化し続けるパリと変化しないパリを撮り続けている。 他にパリを舞台にした小説を書いている。

悲劇的な友情 アンヌ=ソフィ・ブラスム『深く息を吸って』

人は過ちを犯した時、それを告白することで楽になりたいと思う。 アンヌ=ソフィ・ブラスムの『深く息を吸って』を読んだ。裏表紙に書かれた「第2のサガン」というキャッチコピーに惹かれて手に取った小説だが、これはまさに孤独なパリジェンヌの告白の書というべきものだった。

, 10/11/2014 17:05

THERESE DESQUEYROUX『テレーズ・デスケルウ』

2013年のフランス映画祭で『テレーズ・デスケルウ』(Therese Desqueyroux)を観た。 この映画を観ることにした大きな理由は2つ。 女性のダークサイドを描いた映画であるということと 主演が『アメリ』で有名になったオドレイ・トトゥだということ。 2012年に他界したクロード・ミレール監督の遺作となったこの映画は、 私にとってずっしりとした印象を残す素晴らしい映画だった。

, 19/06/2013 10:37

LA VIE D'ADELE 『アデル、ブルーは熱い色』

『アデル、ブルーは熱い色』をようやく観た。映画史上初めて監督と主演女優2人にパルムドール賞(最高賞)が受賞されたことで話題になっていた作品だが、個人的には青い髪のレア・セドゥが出演することで一年ほど前から気になっていた。青い髪という設定は原作のフランス漫画(バンドデシネ)から来ていてそのビジュアルインパクトがなんだか日本の漫画のキャラクターに重なる気がした。

, 12/09/2014 12:00

UN MONDE SANS FEMMES『女っ気なし』

映画『遭難者』と『女っ気なし』を観てきた。 フランスの映画監督ギヨーム・ブラック(Guillaume Brac)の劇場初公開作品。 「新しいヌーヴェル・ヴァーグ」を予感させるバカンス映画で、 久しぶりにすごい監督が出てきたと嬉しくなった。 ジャック・ロジエ監督の『オルエットの方へ』を観たときの衝撃を思い出す。 しかしこちらの映画は華やかなOLたちではなく、地味な青年が主人公...

, 12/09/2014 12:00

JEUNE & JOLIE『17歳』

フランソワ・オゾン監督の最新作『17歳』を観てきました。 パリに住む17歳の美しい女子学生が娼婦になって売春する映画。 これだけだと少女の非行を扱った典型的なドラマを思い浮かべてしまうが、 日本のドラマのように転落の理由を大げさに分かりやすく演出するのではなく ただひたすら彼女の日常生活が描かれている。 そこには家族があり友人があり、そしてその延長にホテルでの密会がある。 エ...

, 12/09/2014 12:00

LOVE AND BRUISES 『パリ、ただよう花』

ロウ・イエ監督の新作『パリ、ただよう花』を観ました。この映画を観ようと思ったきっかけは、まずパリが舞台だということ。そしてパリに住む中国女性が主人公だということでした。パリでありながらフランスではない世界を見せてくれるのがパリに住む外国人の暮らし。それはフランス人が知らない「もう一つのフランス」です。

, 19/08/2014 15:34

アメリのパリ観光|Paris Spot of Amelie

日本でも人気になったフランス映画『アメリ』(原題:Le Fabuleux Destin d'Amelie Poulain)。親の勘違いから学校へ行かせてもらえなかった少女アメリは、コミュニケーションの不得意なまま成長し、空想好きな女性としてモンマルトルのカフェで働き始めます。周りの人に幸せを分けてあげることが好きな反面、面と向かって人と話すことができないアメリ。そんなある日、他人の証明写真を...

, 22/07/2014 14:43

パリのファーストフード|Fast food in Paris

パリに浸透したファーストフード フランスと言えば、ワインを片手にゆったりとしたペースで食事をするイメージ。しかし最近ではファーストフードも人気になり、パリの街中でもよく見かけます。フランスでも昔に比べて食事にかける時間が短くなっていることも原因の一つかもしれません。

, 05/06/2014 15:44

パリジェンヌとは|Parisienne

パリを美しくする女性 パリジェンヌとは、一体なんだろうか。日本の女性誌ではよくその言葉が表紙を飾り、パリジェンヌと呼ばれる女性たちの生活やインタビューを(少し美化して)特集している。辞書の言葉どおりの意味で言えば「パリに住む女性」になるが、それ以上の何かがそこには隠されているように思える。パリを愛した随筆家 小門勝二によれば、パリジェンヌとは出身地などの地理的な区別はなく「パリを美し...

, 30/04/2014 15:01

夏のパリ散策に便利!パリの公共水飲み場「ヴァラス給水泉」 Fontaine Wallace

パリを歩いていると、写真のような鋳鉄製の緑色の噴水を見たことがあると思います。パリに100以上あるこの噴水は「ヴァラス給水泉」(フォンテーヌ・ヴァラス)と呼ばれ、モリス広告塔と並んでパリ名物の一つになっています。でも、これは単なる公共の装飾オブジェではなく、市民のための実用的な「水飲み場」なのです。 さかのぼること100年以上前の19世紀後半、パリの水道事情はとても悪いものでした。上水...

, 28/03/2014 12:31
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