Blogosphere  映画

TOUT FEU TOUT FLAMME『炎のごとく』

1982年のジャン=ポール・ラプノー監督作品。彼はルイ・マル監督の『地下鉄のザジ(1960)』で脚本に名を連ねるなど、ヌーヴェルヴァーグの頃からキャリアをスタートさせて、2015年には新作の監督作品が公開予定という現役のベテラン映画人である。このラプノー監督作品の中では例外的に日本未公開なのが本作『炎のごとく』だ。

, 23/01/2015 14:25

LA DISCRÈTE 『恋愛小説ができるまで』

1990年のクリスチャン・ヴァンサン監督作品。ヴァンサン監督は、2013年にミッテラン大統領の専属女性シェフの実話を基にした作品『大統領の料理人』が日本でも公開されたのでフランス映画ファンにはお馴染みだろう。彼のように国立映画学校出身で1980年代後半から1990年代前半にデビューした映画監督は、ヌーヴェルヴァーグの影響を受けた者が多く、その作品群はしばしばヌーヴェル・ヌーヴェルヴァーグと呼...

, 22/12/2014 10:59

PICKPOCKET 『スリ』

1959年のロベール・ブレッソン監督作品。彼の作品は『抵抗(1956)』以降職業俳優を使わず、演技経験のない素人を採用し、極端に感情表現を抑えた作風が特徴的である。そして出演者を「俳優」と呼ばず「モデル」と呼び、自らの作品を「映画」ではなく「シネマトグラフ」であると主張していた。様式化されたフォルムで無駄なものが極限まで削ぎ落とされ、登場人物の孤独を冷たく淡々と描くブレッソン作品は、一つの作...

, 09/12/2014 14:52

LA FEMME D'À CÔTÉ『隣の女』

ヌーヴェル・ヴァーグの旗手にして恋愛映画の名人フランソワ・トリュフォー監督の1981年の作品である。トリュフォーは本作の構想を『黒衣の花嫁(1967)』の後に『愛の軌道』という題名で考えていた。キャストもジャンヌ・モローとシャルル・デネルを考えていたが実現せず、十数年の時を経てファニー・アルダンとジェラール・ドパルデューという組み合わせで『隣の女』として誕生したのが本作である。

, 21/11/2014 15:10

NUIT BLANCHE 『スリープレス・ナイト』

本作は2011年のフレデリック・ジャルダン監督の作品で彼の第4作目である。彼の父親は『墓場なき野郎ども(1960)』や『ボルサリーノ2(1974)』等の脚本家パスカル・ジャルダンということで、父親の影響もあるのか本作はフィルム・ノワール風の作品に仕上がっている。

, 18/11/2014 10:30

IMPARDONNABLES 『許されぬ人たち』

2011年のアンドレ・テシネ監督作品。原作は同名小説で、作者のフィリップ・ディジャンの他の映画化作品で有名なものはジャン=ジャック・ベネックス監督の『ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986)』がある。

, 04/11/2014 14:20

A MOI SEULE 『カミング・ホーム』

フレディリック・ヴィドー監督による2012年の作品。主演のアガト・ボニゼールは『華麗なるアリバイ(2008)』の監督パスカル・ボニゼールの娘。男に8年間監禁された少女という難しい役を好演している。そして少女を監禁した男を、今フランス映画界で最も注目すべき俳優の一人レダ・カテブが演じている。

, 21/10/2014 10:31

LES RISQUES DU METIER 『先生』

本作は1967年のアンドレ・カイヤット監督の作品だ。カイヤット監督は若い頃弁護士をしていたという変わった経歴を持つ映画監督で、法律や道徳観、犯罪や正義などの絶妙なところで展開される物語を得意としており、国際的な評価も非常に高い監督だ。特に『裁きは終りぬ(1950)』と『ラインの仮橋(1960)』はヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子を獲得している。

, 26/09/2014 14:30

LEAU A LA BOUCHE 『唇によだれ』

本作は1960年の作品で監督は批評家出身のジャック・ドニオル=ヴァルクローズ。『唇によだれ』は彼の長編第一作目である。彼はヌーヴェル・ヴァーグの母体となった同人誌「カイエ・デュ・シネマ」を創刊した人物の一人だ。ドニオル=ヴァルクローズと助監督のジャン=ジョゼ・リシャールによる脚本は、ジャン・ルノワールの『ゲームの規則(1939)』やイングマール・ベルイマンの『夏の夜は三たび微笑む(1955)...

, 19/09/2014 17:15

MA BONNE ETOILE 『私の幸運の星』

TV5MONDE 12月放送映画『私の幸運の星』 馬と若い娘の相性 監督のアンナ・ファシオは『タンゴ・レッスン』などに出ている女優で、本作では脚本や出演も兼ねている。厩舎や競馬界の内幕というと男の世界というイメージがどうしても付き纏うので、オリジナル脚本というのに驚かされる。 そもそも馬と映画の相性は抜群に良い。様々な形で映画の草創期から姿を確認できるし、西部劇や時代劇で馬が出ない...

, 12/09/2014 12:00
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